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Kyoko Shimbun 2005.01.26 News


 「ニトベイナゾウ」が「ヒグチイチゾウ」に改名これは嘘ニュースです

 日本とタイの間で交流の架け橋として有名なアジアゾウ「ニトベイナゾウ」が、新札発行を受けて「ヒグチイチゾウ」に改名されることになった。

 ニトベイナゾウは日タイ友好年だった1984年、同じくして発行された新渡戸稲造の五千円札にちなんで、命名されたアジアゾウ。日タイ友好の証しとして、タイのチャオプラヤ王立動物園から東京の上野動物園に寄贈された。

 しかし、昨年の新札発行にともなって、「ニトベイナゾウ」の名前の由来がわからないとの問い合わせが動物園に相次いだため、改名を検討した結果、新しく五千円札に採用された樋口一葉にちなんだ「ヒグチイチヨウ」という案が浮上。ただしこのままでは、ゾウの名前としてふさわしくないとして、最終的に「ヒグチイチゾウ」に決定し今月20日から案内板などの表示を全て「ヒグチイチゾウ」に取りかえた。

 「名前がわかりやすくなった」と、来園者の反応も上々だが、もともと影の薄かった新渡戸稲造が今後一層人々の記憶から消えてしまうことを惜しむ声も聞かれた。

【用語解説】:「ニトベイナゾウ」
 1984年、タイから日本に寄贈されたオスのアジアゾウ(推定4歳(当時))。上野動物園が名前を公募した結果、当時発行されて話題になっていた5千円札の肖像・新渡戸稲造をもじった「ニトベイナゾウ」と命名され、今日まで人々に親しまれている。

 写真=上野動物園のヒグチイチゾウ

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