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Kyoko Shimbun 2007.06.01 News


 小学館に抗議殺到 ドラえもん「最終話」問題これは嘘ニュースです

 藤子・F・不二雄さんの人気漫画「ドラえもん」の「最終話」と称する同人誌に対し、この同人誌を出版した男性(37)が、「ドラえもん」の出版元の小学館と藤子プロに謝罪して今後同様のことをしない旨を誓約、売上金の一部を支払った問題で、出版元の小学館に抗議のメールなどが相次いでいる。

 小学館によると、この問題が明らかになって以降、電話での問い合わせが130件、メールでの問い合わせは1000通を超えているという。その大半は、今回発行された同人誌の内容を擁護するもので、「内容に感動したのに水を差すようなことはやめてほしい」などというものが多かった。また、同人誌という媒体そのものを、日本に根付いた一文化として擁護する意見も多かった。

 また、藤子プロの伊藤社長が「藤子さんの世界観に基づく作品を第三者が改変して公にするのは問題だ。ファンが仲間うちでやることはまだ許容範囲と考えているが、今回はその一線を超えている」とコメントしたことにも抗議の声が強く、「それならアニメのスネ夫に携帯電話など勝手に持たせていいのか。声優や服装を変えるなど、藤子先生の世界観を勝手に改変しているのはそっちではないか」など、昨今のアニメ版ドラえもんに対して、反対の意見も数多く見られた。

▽京都大学現代文化研究所・坂本義太夫教授(現代社会論)の話
 私もこの同人誌を持っているが、非常によく出来たものだと感心したものだった。今回問題になっているのは、同人誌の枠を超えて不当な利益を得たことよりも「そもそも『ドラえもん』とは何か」という根本的な問題を含んでいると思う。
 これは私個人の意見だが、藤子先生が亡くなった時点でドラえもんをやめることなく、商業主義にとらわれてドラえもんを無理に引き伸ばそうとしている現状にこそ問題があるのではないか。その意味で、なぜ今回、これほど多くの人たちがドラえもんの「最終話」に惹かれたのか、その根本的な原因を小学館も真摯(しんし)に受け止めるべきだろう。

 写真=ドラえもん「最終話」の表紙

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