1983/10/16-17
|
奥穂高岳の山肌は金色に輝いていた。 |
|
|
授業を終わり外を見る。 雨。 せっかくザックをかついできたのに。 11時20分、アルプス11号の人となり、ひたすら松本へ。 あいかわらず雨。 釜トンネルを抜けるころ夜があけはじめる。雨はやんだらしい。やったぜ赤ちゃん!思わず叫ぶ。 初めての上高地。霧。しかし感激。 河童橋をすぎると、もう歩いているのは自分一人。 7時30分、徳本峠への分岐。バスが上高地に入るまでは皆この道を通ってきたのだ。 8時、徳沢。井上靖の「氷壁」にちなみ「氷壁の宿」という看板を出している。ここで朝食をとり、水を補給。とても冷たくおいしい。 このころからようやく太陽が姿を見せはじめる。青空も見えてきた。やったぜ赤ちゃん!あっ、これさっきやったばかりか。待望の青空に足取りも軽やかに先をいそぐ。突然虹もあらわれた。明るい前途を象徴しているかのよう。 9時8分、横尾。槍、穂の分岐。槍に行こうか穂高にするか、迷うところ。 再び雲に覆われ、小雨まで降りだした。そこで、今回は槍は見送り、梓川を渡って穂高に向かうことにする。 雨。やっぱり雨か。でも降られるのは慣れているんだ!雨の中をひたすら歩く。 12時30分、涸沢。岩だらけの場所、それが涸沢だった。夏にはテントでうまるが、今は僅か2張り。 1時10分。登ることにする。登りはじめてまもなく雨。 食用ガエルの鳴き声。こんなところにカエルがいるのか?見ると、それが雷鳥だった。白と茶の斑模様。もっと奇麗な声だったらよかったんだけどね〜。 砂利道を登りきるとザイテングラートの取り付き。ここからは手足をフルに使う。ガスで相変わらず視界はきかない。やがて霙まじり。岩のくぼみには氷。ともかく寒い。 |
|
|
次のワンピッチ登ったところでガスようやく切れ、青空。 明日は、奥穂から前穂、そして夕方には上高地だ。
|
|
| 1983/10/16-17 | 2000.9.10 |